眼鏡のひとたちの共通点。

ウィルキンソンのトニックでモナンのライム・リキュールを割ってみた。さっぱり系だが期待したよりは甘い。ラムをざっといためて夕食。

スガシカヲ氏の昔のアルバムを、子供の送り迎えの車の中でひさしぶりにかけてみた。対人関係への不安と焦燥、過剰に尖る自意識、欲望に対するひねくれた肯定を語る歌詞が、赤毛眼鏡くん@浅井ラボ氏の『され竜』シリーズの一人称とほぼ重なるのに気づいた。両方とも眼鏡かけてるからじゃないですよもちろん。

ハチクロ』の真山のモデルでもあるスガ氏の歌詞は、昔から際立ってヘンタイである。(すごくホメてますので誤解なきよう。)メジャー用の『夜空ノムコウ」』や『Real Face』にだまされてはいけない。それはもうこちらがいたたまれなさのあまりくねくねしたくなるほど甘く薄汚れた世界を軽快に歌ってくれる。そのイメージが、ソフトかつ近視眼的陰謀史観というか、卒業式典用のなよなよした桜の苗木を見て、黒山羊の女神が棲まう太古の森を妄想するようなガユスのナイーヴさと共通しているのだ。

若い男の子の自意識ワールドってのは、なんだか大変そうだな。世間における自分の位置づけが定まるまでは、いろいろと生きにくかろうが、がんばれ青少年。<なんだそれ


今朝の夢の中で、誰かがShakatakのNight Birdsをピアノで弾いていた。見上げた窓の奥に弾いているひとのシルエットしか見えなかったが、ふと手を上げたときに見えた爪が、あれでは弾けまいよ、という長さだった。

はて。音楽があれほど強調される夢はあまりみたことがない。ふだんから視覚的な情報を重視する生活をしていて、聴覚にはまったく自信がない。何か意味があるのだろうか?

眠いのでわけわからないまま書き逃げ。