ぷるぷるたまご。

職場になみはずれたグルメ青年がいる。手すきのときにはいっしょに食材や料理の話で盛り上がっているのだが、彼が語るひと手間のかけかたは、いかにも地に足の着いた料理好き(ってなんだ)っぽくて、こちらも勉強になる。というか、いつも晩御飯のレシピ本代わりに使ってすまないね、I君。

その彼が、ひいきにしている御殿場のたまご屋さんでお土産を買ってきてくれた。

f:id:yukioino:20060613231840j:image

白いのがうちでふだん買っているLサイズの卵。色つきのがお土産の卵である。チャボの卵かと思うほど小さいのやら、サイズはいろいろだが、割ってみると黄身がぷるんと盛り上がっている。「白身から分離しそうなほど黄身が盛り上がってるんだよ。これが美味くてさ~」と聞いていたとおりの濃さだ。さっそくごはんとしょうゆでかきこんでみた。わあ、白身にも味があるよ、このたまご。

代金は、と訊いてみたが、いいからいいからとごまかされてしまったので、家に帰ってからおみやげを使ってバナナケーキを焼いてみた。ハンドミキサーの容赦ない回転から黄身がするりするりと逃げるところを初めて見た。こんなの食べてたらふつうの卵は食べられなくなりそうだ。

明日ケーキを持っていくのを忘れないようにしないと。