夜逃げの準備。

お土産にいただいたここのお店のブランデーカシューがめちゃくちゃ美味しい。パッケージを開けたとたんに、薫り高いブランデーの香りが漏れ出て、うっとりしてしまった。子供の見ていないところでこっそり愉しませていただいている。ごちそうさまでした♪

またしても転職じたばた期間に突入した。半年前と違って、勤めながらのじたばたなので、キレて突発的に辞めたりしなければ軍資金ゼロにはならないというのがありがたい。今後の方向として、

i)せっかく取った英語関連の資格を使わないともったいない

ii)さばさばした個人主義的な職場に慣れてしまった

上記二点により、再び英語使用の職場に戻ることを決めた。通勤時間一時間以内で、外資系も視野に入れた。一つ前の職場は外資系でこそなかったが、非常に個人主義的で働きやすかった。

希望としては八月上旬で今のところからはとんずらしたいのだが…。辞めるのがとても難しそうで憂鬱だ。役員や古参の人々は、みな自分の会社がいちばんだと思っているから、そこから逃げていくひとがいるというのが信じられないらしい。

実は、春にいっしょに入った同僚の女性も、一週間欠勤のあげくに結局顔を出さずに辞めていった。あのやり方がいいとは思わないけれど、きっと会社の何もかもが厭になってしまったんだろうと、欠勤直前の言動からうすうす感じていた。もともと女性が三ヶ月以上いつかないところだと云ったのは、きのう書いた若い女性同僚(若く美しいメガネ姫)だ。彼女も、この夏を過ぎて「事務職一年」と職歴書に書けるようになったら辞めるといっていた。彼女はとても真面目でがんばりやさんだから、どこにいっても立派に事務が勤まるだろう。

今月辞めていった営業氏@個人主義的プレイヤー(勤続年数:一年少々)が「度量の広い上司に恵まれた働きやすい職場なのに、ふがいない自分が脱落してしまって、大変申し訳ない」と上手な修辞学的表現をしていたので、真似してみようと思う。それでも何か云うようなら……。<火炎放射器はやめれ

せっかく入ったひとたちが、こんなにぽろぽろと簡単に「脱落」(笑)していくのはどうしてだろう、と役員たちは思っているのだろうか。

一言で言えば、働きにくいからだ。

募集時の話と現実が食い違うのはすこしはしかたがないが、十時過ぎまでの残業や、あるいは自主的休日出勤までがあるとわかっているのに「残業なし」と書いたり、内勤事務で採用して営業させたりするのはいかがなものか。小さいところで人手が足りないから何もかも仕事が回ってくるのはわかるが、ほかにもたくさん会社はある。使いまわしに甘んじる気はない。というか、甘んじる気になるほど、会社に魅力を感じない。

近いだけでは、仕事は続かないのだと思い知った数週間だった。まったく、離婚以来の大失態だ。はやくどこか違うところに移ろうっと~♪