初出勤。

夏休みが予想外に長かったので、仕事に出るのがうれしい。このまえのところよりは電車で十五分ほど遠くなったけれど、市内であることにかわりはない。

今年一月に辞めたときは、まさにここの街のこの場所で翻訳関係の仕事をしたいと思っていたのだが、ほんとうに勤められるとは思っていなかった。念ずれば通ずというやつか。通じるほど念じてなかったけれど。出した求人応募を一度はひっこめたのに(あまりにネタが専門外だったので)あれよあれよというまに決まったし。見えない誰かがひそかな願いをこっそりかなえてくれたような感じ。

偉いひとが面接に出てこなかったけれどいいのかな、と思っていたら、ぜひきてくださいと声をかけてくれた一歳違いの女性が、実は部署を仕切っている立場のひとだったと、今日知って驚いた。おみそれいたしました。

PCのシステム設定(オンラインマニュアルを読みながら自分でやるのだ)と翻訳ソフトのマニュアル通読で今日は終わった。コアタイムさえ守れば十一時に出勤したってOK。昼休みの時間も適当で、ばらばら。やることやったらさっさと帰ってよし。うひょー、ビバ外資系。こういうのに慣れてしまうとドメスチック保守系の職場にはもう戻れない。

電車に乗る時間がすこし長くなったので、本も読める。今日はこれ。

庭仕事の喜び

穏やかな自然観察に共感できる、良い本。年取ったらこんなふうに過ごしたいなあ。<ビンボー暇なしだろうが