ステキなヒト、ではなくて。

メモとして残しておく。

仕事で探しものをしていて、JIS(日本工業規格 Japanese Industrial Standards)のページに行き当たったので、むかしどこかで見かけて、変な名前がすごく気になった規格を探してみた。

標題:紙及び板紙-サイズ度試験方法-ステキヒト法

Paper and board -- Determination of sizing -- Stockigt method

概要:紙及び板紙のステキヒト法によるサイズ度(水の浸透抵抗度)の測定方法について規定。

ステキヒト測定方法、ほんとにあったよ。見間違いじゃなかったんだw つづりからすると独語か蘭語だろうか。ググってみたら、もろに特許ネタがひっかかってきた。たしかに初めてその語を見かけたのも明細書を訳しているときだったんだけれど。orz

Sizing agents in neutral range and sizing methods using the same

United States Patent 4842691

独立請求項2つの化学系明細書かー、ふーん…見ていると昔を思い出してくらくらするので十数秒で逃走。スタート地点に戻ってぐるぐる回っていたら、日本規格協会のページに出た。ここでは海外の法令/規格文書の対訳版をウェブショップで売っているらしい。WEEE指令*1とか、びっくりするような値段だ。

自分が欲しかった法令も売っていたけれど、こういうのって資料代で落とせるんかな。だとしたら欲しい。こちらの業界用語はぜんぜんわからない。


クローンについて書き込みをしたので*2、ネタにした記事を当該新聞サイトで検索してみたが見つけられなかった。そのかわり、クローン技術に関する論文捏造問題を起こした韓国の教授の記事がたくさん出てきた。各国で禁じられているはずの人間クローン、もうどこかにいるんだろうか。この技術が開発されてずいぶん経つ。哺乳類方面もさぞ進展したことだろうと思っていたら、実際は、研究を継続していく価値がはたしてあるのか? となるくらい難点が多いという。検索にひっかかってきた記事によると、クローンは妊娠期間中や出産直後に死亡する確率がすごく高いそうだ。身体の一部だけが肥大していたり、全身が標準の二倍もあったり…それがもし人間だったら、と考えるのは身の毛もよだつ恐ろしさだ。技術的に可能なのだからやってもいい、ということにはならないという良い見本だが、いずれ必ず誰かがやるんだろうな。科学者は先陣を切るのが好きなようだから。*3

アルジャーノンみたいなことになりませんように。

*1:Waste electrical and electronic equipmentを略してWEEE。電子機器の廃棄に関するヨーロッパの法律

*2:お邪魔しました!

*3HIVウイルス発見騒ぎのときには見ていてうんざりした。クローン生成が完全に安全に出来るようになっても、倫理的な問題が片付いたことにはならないし。