Birder、ロシア語講座の教本、いろいろ。
先週から予約していた美容院に行った。胸元で従順な黒蛇のようにとぐろを巻いていた髪を切り落とした。指通りがすかすかして、楽になった。洗いっぱなしでもいいらしい。
ストレスを晴らすべく、本屋を徘徊。
なんとなく思いついて、浅田氏の「ザビエルハゲ」発言の出所を探した。あれは、自分で本を買って読んだのではなく、電車でとなりに座っていたひとが広げていた雑誌の連載エッセイを横から読ませていただいた(速読癖が可能にする窃視趣味である)ので、何冊かある同じタイトルのどの本に入っているのかは知らなかった。
- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/08/10
- メディア: 文庫
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「ザビエル…」ネタはわりと何度も出てきたが、自分が読ませてもらったのは、P.94~の回。今度図書館で借りてこようかな。
- 出版社/メーカー: 文一総合出版
- 発売日: 2007/03/16
- メディア: 雑誌
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ひさびさにバードウォッチャー御用達の雑誌を手に取った。猛禽類の秋の渡りを特集していたのを買って以来だ。その道のひとたちにも野鳥の種類の同定はむずかしく、奥が深いものらしい。
雑誌を見ていて、去年の夏、近所の電車の高架下、コンクリート製の高い天井にたくさんのツバメの巣が張り付いていたのを思い出した。人家の軒先に見られるカップ型の巣とは形が違うし、飛び回るツバメたちも小さめだ。断崖に巣をつくるアマツバメの類なのだろうかと思った。だがアマツバメは都会では営巣しない。
いま、調べてみたら、イワツバメのようだ。今年もあの場所に見にいってみよう。ツバメの団地のようでにぎやかで面白かった。
ずいぶんむかし、真冬に訪れたタイでは陽炎の中にツバメの大群を見た。遠い南国から翼を張って飛んでくる彼らの、軽やかなさえずりが恋しい季節になった。もう多摩川には着いているようだから、街中にあらわれるのももうすぐだろう。
NHKラジオロシア語講座の教本も入手。まず放送時間帯を確認した。これなら無理なく聴けるだろう。応用編は「ロシア絵本とファンタジー」というタイトルで、マルシャーク(『森は生きている』などを書いた作家)の『ПОЧТА』(郵便)などを取り上げるらしい。講師の鴻巣氏の名前はこの本で知っていた。
- 作者: 芦屋市立美術博物館,東京都庭園美術館,東京都歴史文化財団東京都庭園美術館=
- 出版社/メーカー: 淡交社
- 発売日: 2004/03/01
- メディア: ペーパーバック
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2004年、東京都庭園美術館に息子を連れて観にいった展覧会の図録である。復刻されていた『ПОЧТА』の絵本が、あまりにかわいらしいので気に入って買った。あれの朗読と解説が聴けるとは思っていなかったので、とても嬉しい。
帰ってから、漫画版『皇国の守護者』を読みながらうとうとして、剣牙虎を連れて戦う夢を見た。
- 作者: 伊藤悠,佐藤大輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: コミック
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架空戦記はほとんど読まないのだが、原作が読みたくなってきた。
あと、大蟻食先生こと佐藤亜紀女史の『ミノタウロス』が出るらしいので、そのまえに平野啓一郎氏の『日蝕』も読んでおこうかという気になっている。いや、比べるとかそういうのでなく、なんとなくw
横光利一の『機械・春は馬車に乗って』(新潮文庫)を読み始めた。
追記:はてなキーワードで飛んでいったら、今日に限って横光氏の名を挙げている日記の数が多い。なんでだろうと思ったら本日は誕生日(1898年3月17日)だそうで。このまえの久世氏の命日といい、何の偶然だろうか(笑)