オヤスミ。
ちょっと巣穴に引っ込みます。また近いうちに。
■17:52
今日も追加翻訳が出て、昼飯が三時過ぎにずれた。
ストレス解消に飛び込んだ本屋で、日本語の「悪人」からペンネームを取ったというロシアの作家アクーニン Борис Акунин(Akunin)のミステリ、『リヴァイアサン号殺人事件』(岩波書店)を拾ってきた。
- 作者: ボリスアクーニン,沼野恭子
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2007/02/27
- メディア: 単行本
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アクーニン氏は三島由紀夫や島田雅彦の評論や翻訳でも有名らしい。相当な日本通のようだ。訳者の沼野恭子女史は、今週から始まったテレビのロシア語講座でお見かけしたばかり。活気のある市場や現地料理の紹介が多くて面白かった。昨夜見たスペイン語講座もそうだったが、今春の語学番組は視聴者の胃袋に狙いを定めているらしい。素直に釣られてみる予定。スペイン語講座では、名産のハモン・セラーノを使ってにんにくのスープを作っていて、番組を間違えたかと思った。
タニス・リーの『ヴェヌスの秘録』一巻も平積みになっていた。専属たる浅羽女史亡き今、いったい誰が訳しているのかと思ったら、柿沼瑛子女史だった。ふむ。うまいこと「そっち系」の属性を持ってる訳者さんを探してくるもんだ。この話はパラレルワールドのヴェニスが舞台らしい。イタリアつながりで、篠田真由美女史の建築探偵シリーズの続きを放置しているのを思い出した。どこまで読んだっけ。そこから調べないと。だから続きものは…(ぶつぶつ)