青い閃光とファム・ファタール。
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つきあっている人間の趣味もあって、プラモデルのボックスアートは目にする機会も多い。id:paseyoさんのところのザブングルネタをなつかしんでいるうちに思い出したのは、高荷義之氏のイラストだった。中高生の頃の愛読雑誌だったツルモトルーム版『STARLOG』に紹介されていたんだと思う。彼の描いたウォーカーマシン(ザブングルに登場した人型マシン)は本当に油くさそうで、すりきれ・くたびれ具合が素晴らしかった。野盗まがいの生活を送る主人公たちが砂まみれでトカゲを食べる世界観にぴったり合っていた。プラモデル作りの目標には二通りあって、ひとつは単体としての造形・塗装の完璧さを目指すもの、もうひとつはジオラマなどにセッティングすることで、当時の雰囲気なり作品の世界観なりを再現することを目的とするもの、だそうだ。←受け売り
高荷氏のイラストを好むひとたちには後者のタイプが多いのではなかろうか。
蛇足だが、表紙系のアートでいちばん好きなのは武部画伯のデジャー・ソリス姫である。ああ、K姉妹も真っ青の火星赤色人の美女。画集買えばよかった…。
- 作者: 武部本一郎,加藤直之
- 出版社/メーカー: ラピュータ
- 発売日: 2006/03/30
- メディア: 単行本
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