地上最大のウインク。

■10:40

出勤時に思い出して走り込んだ本屋で、佐藤女史の『ミノタウロス』(講談社)ゲット。平積みの棚にはなくて、ふつうの棚に一冊だけ置かれていた。やはりこれが最後の一冊…?

id:elmikamino氏のところでワタリガラス目撃情報が上がっていた。

日本では唯一北海道で見られるというが、市街地にも飛んでくるのか。見てみたい…。

カラスの知的行動、脳地図で証明

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070514it02.htm?from=top

ナショナル・ジオグラフィック誌の昔の号でも、ワタリガラスの知力の高さに関する記事があった。どうしてカラスだけがあんなに賢いのか、たしかに謎だ。

鳥の目蓋は下から閉じる。その様子がきもちわるくて小鳥が飼えないという友達がいた。うちにはずっとセキセイインコがいたのでそのサイズのまばたきなら見慣れているが、テニスボールくらいの眼球を備えるダチョウのまばたきはなんだか凄そうだ。(地上性脊椎動物では最大。脳味噌より重い目玉って…)土曜日に息子が拾ってきたカナヘビの目蓋も同様だった。細かい鱗に覆われた脚もそっくりだ。そういうところで、鳥と爬虫類の血のつながりを感じる。というかダチョウの筋肉質の脚はまんまラプトル系だと思う。恐竜の知能はどれくらいだったのだろう。哺乳類の中でも大型種は独特の知性をもっている。脳の構造から限界はあったのだろうが、群れで暮らす生き物ならそれなりのルールが発達するはずだ。現代のゾウのように低周波で数十キロ先の仲間と連絡を取り合ったりできたのかも、と考えたりするのは面白い。

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三年前のゴールデンウィーク上野動物園で撮ったハシビロコウ

化石鳥類のエピオルニスやディアトリマの立ち姿もこんな具合だったのだろうか。

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