地雷を踏んでみた。

空いた時間を利用して噂の『恋空』をぱらぱら。読まないであれこれいうのは不公平な気がしたので。

横書き小説は水村女史の『私小説』以来だ。あちらが帰国子女のリアルなら、こちらは恋愛至上主義の高校生グループのリアルを描いているんだろうか。自分はそういうカーストに属していなかったが(ヲタクはどこでもアウトカーストの不可触民と相場が決まっているw)、恋愛話と髪の毛いじりとスカートの長さ調節で一日が終わっていると思われるクラスメイトたちはいたのでどんなぐあいかはなんとなくわかる(笑)

素人ポエムなどと評される文体はたしかにすさまじいが、リーダビリティというかページをめくらせる力はあると思う。流産に失恋に、さあ次はいったい何が!(わくわく)的な野次馬感覚で読んだからだろうか。

あ、時間だ。いかなくては。またあとで。