サツマイモの子供。
青々とした雑草で埋め尽くされた庭に、戦いを挑むことにした。お盆の来客があるので、そのまえになんとかしないといけないのだ。
肩まであるピンクのゴム手袋を装着して蚊よけとし、サンダルの足には虫よけをたっぷり噴霧。麦藁帽子をかぶって、スタート。
地面にしっかりと根を張った草をやけになってむしっていると、ごろんとでかいものが。わー、大漁だー(棒読み)
スズメの子は色彩変化が極端なのでぱっと見ても判別がつけられない。一時的にうちに入って検索したところ、空飛ぶサツマイモことベニスズメの子供らしい。食草もないのにどうしてこんなところにいたのかは不明。もとのところにおいておいたら、どこかにもくもくと歩いて去っていった。*1
二時間後、作業が終わるころにはすっかり蒸しあがっていた。ゴム手袋には腕痩せ効果があると思う。指先まで真っ白にふやけていた。
シャワーを浴びて、冷房の効いた部屋にひっこんだあともしばらく動けなかった。寄る年波か。
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