シングルトンから想像するもの。

このあと訪れた行きつけのバーでは、シングルモルト「The Singleton Single Malt Scotch Whisky of Glen Ord 12years」をロックで。ここではたいていバーテンダー氏のお勧めで飲むものを決めるのだが、このボトルが座った席の目の前に並んでいて、名前が気になったので。

シングルトン

結婚しないでひとりで生きる(主に30代の)独身女性のこと。

仕事にも恋愛にも前向きな独身女性を指す。

否定的に見れば「気がついたら結婚しないまま独身生活が続く女性」という考え方もできるが、やや肯定的なニュアンスが強い言葉である。

小説『ブリジット・ジョーンズの日記』の中で登場したこの言葉は、小説が出版された英国で流行語となった。

http://www.kw-guide.jp/newwords/post_659/

ということで、一般的には『ブリジット・ジョーンズの日記』で有名になった言葉ではあるが、SF読みにとってはシングルトンといえばこれ。

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)

ひとりっ子 (ハヤカワ文庫SF)

さらっとして飲みやすいモルトだった。また頼んでみよう。