第十四回文学フリマ、参戦。
漫画『今日の早川さん』『異形たちによると世界は…』などでおなじみのcocoさんが発起人となった創作アンソロジーを文学フリマで出すことになりました。
第一弾のお題は「虫」。
はてなやtwitterで活躍中のアレなメンツによる、純文学からSFまでいろいろな短編の詰め合わせです。
私は編集作業を担当させていただきました。ン十年ぶりに修羅場を踏みましたがなんとか出るようです(遠い目
「第十四回文学フリマ」2012年5月6日(日)
開催日 2012年5月6日(日)
開催時間 11:00~16:00
会場 東京流通センター 第二展示場(E・Fホール)
ブース番号 イ-43
サークル名 yARn (ヤーン)
106ページ、価格は700円を予定しています。
ぜひお立ち寄りください。
どうぞよろしくお願いいたします。
転職から二週間。
翻訳の仕事をしている人間は職場に居ても「翻訳」しかやりたがらないから、つぶしがきかず使いにくい、と云われるのは残念ながらよく聞く話だ。たしかに、独立性が高い、猫族のような気ままで孤独な働き方を好む人間が多いとは思う。
自分は、群れの中でうだうだ雑用をしながら暮らすのも嫌いではない。決して得意ではないのだが、雑務が入ったほうが、気がまぎれて楽しいと思ったりする。
そんな犬的な資質を見込まれてしまったのか、新しく移った先で翻訳チームの面倒を見ることになった。リーダーというよりは折衝役、猫型の同僚たちのお世話をする係だと思っていたら、将来的にはもうすこし広く職場を見てほしいと云われた。
驚きのあまり、目玉がこぼれた。
ううーん。会議…キライなんですけど(こら
Mission Impossible 4 Ghost Protocol
いまの仕事場では、一日の仕事量は出勤してみなければわからない。仕事が来ないときは無駄に金がかかるだけだからとっとと帰れ、と追い出される。
帰っても家でまた仕事をするだけなので、思い立って今年初の映画を観に行った。
離婚してそれほど経たないころに観て、「身についた技術があればどうにか生きていける」という天啓を授けてくれたのがこのシリーズである。実務翻訳界であっちこっちふらふらしながらなんとか十数年やってこられたのは、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントのおかげかも(笑
前半は、露語会話リスニングに夢中になってしまった。最近は映画でも露語を聴く機会が多い。不勉強を責められているようで良心がちくちく痛む。
春からの新しい職場では、部署の立ち上げからかかわることになるようだ。友人と飲みにいって仕事に誘われて、次は自分の知っている面子のなかで腕の確かな連中に声をかけて、また酒場でひそひそ…と、やってることまでなんだか『スパイ大作戦』っぽくなってきている。個々の技術とチームワーク、どちらが欠けても作戦はうまくいかない。それを肝に銘じて、新しい仕事に身を投じたい。
備忘:仏語引例の処理方法
新年初納品の自宅仕事(EP関係)に仏出願の引例が出てきて、げんなり。一年しかかじらなかった人間に工業技術系仏語なんてわかるわけがないので、ちょっとググった。
こちらによると:
フランス工業所有権庁 Institut National de la Propriete Industrielle (INPI) 関係の検索は、esp@cenetの仏語サイト(http://fr.espacenet.com/)から行くといいらしい。Number Search (FR .....)でためしてみたら無事に引っかかってきたので、記載されたWO番号で普通にesp@cenet検索、英語の要約書を拾ってきた。PCT出願だから明細書内容はそのまま仏語なんだけどな…(意味なし
米国出願などの英語版が見つかるかなと思ったのに。しかたがないので、仏語のw数をカウントして請求金額から引いておく。