2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

降臨賞/Damned.

冷たく澄んだ空の下で僕は待つ。上空の雲を吹き払った風は、この紅い荒野でも猛威をふるっている。氷の刃のように頬を撫で、耳元で唸りを上げて、コートの裾をはためかせる。伸びた髪が吹き上げられて、青一色の視界をさえぎった。手袋に覆われた指で目元を…

帝都で車道楽。

息子と、土曜日から泊まりに来ていた彼のおさななじみS君が、どうしても某ラヂコンショップに行きたいと云い出した。 表参道ヒルヅの地下には初めて降りた。なんだこの紅と銀の異空間は。 車道楽の殿堂がこんなところにあったとは知らなかった。ずらりと並…

Hellboy 1: Seed of Destruction

雰囲気が知りたかったので英語で読むことにした。なるほど、こういうノリで進むのか。気に入ったので続刊をさがそう。

うちの弁当箱がネットデビューしている(汗)

五反田学研ニ邪神降臨ス!? http://blog.bk1.jp/genyo/archives/2009/01/post_1504.php 東氏の「幻妖ブックブログ」にて先日のG研における尋問が記事になっていた。その節はお世話になりましたw あの弁当箱は、前の日まで昼ごはんをつめて職場に持参していた…

Tooth Fairy from ”Hellboy 2 the Golden Army”

ネットで画像を拾ってつくってみたものの、いつものように練り消しが足りなくて、いちばん作りたかったカマキリ風の四本の脚までたどりつけなかった。背中には四枚の翅があって、いちおう妖精っぽいけれど…あとは映画をどうぞ(笑

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

ビジネス書ではあるが、中核となる「五つの強みを知るテスト」は誰が受けてもいいと思う。 思考や行動のパターンの知識が役に立つのは仕事の場面ばかりではない。 たとえば、自分が参加している学校絡みの集まりでもいろいろなひとがいる。先日話題になった…

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー Hellboy 2 The Golden Army

デル=トロ監督の怪物造型が好きなので公開が始まったらすぐ行こうと思っていた。VFXの名匠ディック・スミス(『ハンガー』でボウイを老けさせた名人)のもとで特殊メイクを学んだ彼の映画に出てくるクリーチャーは、 ・目の間が離れている ・あるいは目が顔に…

才能に目覚めてみた(笑)

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2001/12/01 メディア: 単行本 購入: 160人 クリック: 3,045回 この商品を含…

いろいろと華麗にスルーしそうになっていた件。

賀状絡みで複数の知り合いから連絡を頂戴した。両名ともこちら側の手落ちで連絡がとりにくい状態になっていたことが判明。 うひー、大変失礼いたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 『さあ、才能に…』の以下の部分を読んでいて、吹いた。 …

積読マラソン五日間の感想。

読了した本の羅列が続いているのは忙しくてPCに向かう時間が限られているから。隙間時間を利用して、できるかぎり一日一冊読了することにしたので、えーと、明日は何にしよう。積読本は限りなく存在する。 今日はクラブの行事で学校へ。寒いうえに体調がど…

ユリイカ 増刊号 総特集=初音ミク

サブタイトルは「ネットに舞い降りた天使」。ボーカロイド最新作「巡音ルカ」発売決定記念ということで一気に読了。どこまで理解できたかは別にして(音楽の素養がないもので)面白かった。しかしニコ動のあの嵐のような弾幕がもたらす昂揚感や「うp主」「…

雪沼とその周辺

今日も、電車に乗ったり降りたり、美しく整えられているが全く未知の場所をぐるぐる歩き回ったりと、とても忙しかったのだが、この本のおかげで、次々と変わる視界とはうらはらに、気持ちの芯はいつもの場所から動かさずにいられた。 雪沼というどこか遠くの…

注文の多い地中海グルメ・クルージング セレブ「御用達」シェフの忙しい夏

陽に輝く地中海をクルージングする贅沢なプライベート・ヨット。そこに週末毎にヘリで文字通り空から舞い降りてくるオーナー夫妻。悪魔のように味にうるさい彼らに仕える専属料理人の艱難辛苦を描くノンフィクションである。*1 大金持ちの主人は、常に至高の…

親戚来訪。

女正月というやつである。 例年これが終わると日常生活が戻ってくる。

New Year’s Resolutionを考えよう。

来客などでばたばたして考える時間がとれないけれど、数日中にちゃんと考えてここで文に落とし込むこと>自分

起きていることはすべて正しい 運を戦略的につかむ勝間式4つの技術

よい意味で頭の中をぐるぐるかきまわしてくれた。手元において、ときどき読み返そう。

起きていることはすべて正しい

起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 作者: 勝間和代 出版社/メーカー: ダイヤモンド社 発売日: 2008/11/29 メディア: 単行本 購入: 14人 クリック: 194回 この商品を含むブログ (233件) を見る ずっと読みたかったので、出かけ…

初夢の断片。

どこかの部屋の中でテントウムシを見つけた。紅くて円いナナホシテントウが、ちまちまと勤勉な足取りで歩いていた。「どうしてこんなところにいるんだろう」ととてもびっくりしたので、そこだけ覚えていた。 あとはぜんぜん。

ミッドタウンのお正月。

今年の初外出先は六本木。 箱根駅伝中継に後ろ髪を引かれながら子供を連れて家を出た。 金の獅子が、あちらこちらで大口を開けては子供や大人をぱくりぱくりとかじっていた。しかしわれわれの目的は獅子舞ではなくこちら。 日本の伝統芸術の展覧会らしからぬ…

失われた場を探して ロストジェネレーションの社会学

世界の国々の長年にわたる人口動態調査の結果が示しているように、若い世代がフルタイムの職に就きにくい社会では、若者が結婚を遅らせ、子供をつくるのを遅らせ、さまざまな面で大人への移行を遅らせがちになる。(p.46より) 師走進行で読めなかった残り半…

japan 蒔絵 宮殿を飾る 東洋の燦めき

「japan 蒔絵 宮殿を飾る 東洋の燦めき」於:サントリー美術館 http://www.suntory.co.jp/sma/index.html なぜ正月から展覧会かといえば、息子の冬休みの宿題のためである。そしてなぜ蒔絵かというと、それは馬の鼻面をとって引き回す博労役であるところの自…

各方面のご多幸をお祈り申し上げます。

旧年中はお世話になりました。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 鶏で出汁をとり、角餅を入れる関東のお雑煮。 元旦をエクスキューズに、朝からにごり酒「神雫」でGO! 昼はせっせと賀状作成。こんな時期に書いたことは生まれてこのかたないので、たぶ…