読了2009

エイリアン・テイスト

積読消化の一環。読み出せばさらさらと読了してしまうのだが、スタートのタイミングがむずかしい。

隠の王11

ひと一人、忽然と消えてしまうのは大変なことなんだろう。

BILLY BAT 1

つかみはOK。続刊に期待w

プルートゥ8

交錯都市―クロスシティ

『リトル・リトル・クトゥルー』所収の端整な超短編とはまた違ったノリで、ゾンビと怪物大活躍。しかし前作を読んでないのがちょっと辛かった。

修道女フィデルマの叡智

本国版の短編集『Hemlock at Vespers』から「聖餐式の毒杯(1996)」「ホロフェルネスの幕舎(1997)」「旅籠の幽霊(2000)」「大王の剣(1993)」「大王廟の悲鳴(1998)」を収録した短編集。 時代は7世紀。アイルランド五王国のひとつであるモアン王国(アイルラン…

シャトゥーン ヒグマの森

国内最悪の熊害である「北海道三毛別(さんけべつ)羆事件」については、以前ネットで関連ページに偶然行き着いて、あまりの惨状に読みつづけるのを諦めたことがあった。今回、この本で再び同種の試練に直面することになった。いや、わかってはいたのだが、…

ちはやふる1

かるた取り漫画。ほうぼうで噂に高いのでいつか読もうと思っていたが、いやいや、無駄のない導入から初めての勝負まで恐ろしいほどの盛り上がりでこちらの手にも力が入った。テストが終わったら息子にも読ませてやろうw

作家のおやつ

本好きの家族に、自分の未読積読本をよく貸しているのだが、これは、めずらしく反対に彼女から借りた本。「池波正太郎」の項目で神田・万惣フルーツパーラーのホットケーキが彼の好物だったと知った。帝都で働いていた頃、同僚とよく万惣に寄ったっけ。家族…

STAR TREK Countdown

Star Trek: Countdown 作者: J.J. Abrams,Robert Orci,Alex Kurtzman,Tim Jones,Mike Johnson 出版社/メーカー: IDW Publishing 発売日: 2009/03/31 メディア: ペーパーバック 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (4件) を見る この道ン十年の筋…

ボクラノキセキ1

はずみで購入した。 剣と魔法の国の王女だった時の記憶を強く残している少年が主人公。中二病的ともいえる設定を真っ向から描いて、思ったよりもずっと面白かった。

這いよれ! ニャル子さん

「でも、ニャルラトホテプって。僕の知っているイメージじゃ、もっとこう、モンスターっぽいのだぞ。触手が蠢いていたりとか、吐き気を催す色した霧とか」 「お望みであればその姿にもなれますが……SAN値が下がりますよ?」 本邦の誇るネット文化(某巨大掲示…

テガミバチ1

ずっと読んでみたいと思っていた。良質の児童小説(ヤングアダルトとかラノベといわれるものではなく)を思わせる物語だった。すこしずつ続きを追っていこう。

ロシア文学の食卓

ロシア文学を通して彼の地の伝統的な食文化を紹介する本。 去年観ていたNHKテレビ「ロシア語会話」で、著者の沼野恭子氏が案内するモスクワグルメ案内に釘付けになっていたので、本屋で見つけたときは何のためらいもなくレジへ。*1 魂とか罪とか救済とか、高…

アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ

先頃、ハッブル宇宙望遠鏡の整備が終わった。地上数百キロの軌道上に浮かんで遥か彼方を睥睨するこの究極の「眼」のサイズは長さ13.1メートル、重さ11トン。宇宙の成り立ちと姿を知るために人間が作り上げた金属のからくりだ。その二千年前の姿が、この本の…

昭和天皇のお食事

前半は昭和天皇の食材のお好み、召し上がり方、また宮中の会食メニューの紹介などがメインで、料理する側の緊張と苦労を匂わせはするものの、わりあいに上品な感じで話が進む。が、後半、筆者が大膳の仕事につくまでの修行の日々になると、がらりとかわって…

ミノタウロス

足元の現実をあっさり踏み抜いて、物語の暗い淵に溺れることがある。そういう至福を約束してくれる本。

プルーストとイカ

オッド・トーマスの霊感

『ウォッチャーズ』や『ライトニング』以来読んでいなかったクーンツの本。相方から借りた。 ベッドに転がって読了。そのままベッドのなかでこれを打っている。 同じくアメリカ産で心霊系を扱っているドラマ『スーパーナチュラル』と映画『ギフト』、どちら…

京伝店の烟草入れ 井上ひさし江戸小説集

京伝店の烟草入れ 井上ひさし江戸小説集 (講談社文芸文庫) 作者: 井上ひさし 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/04/10 メディア: 文庫 クリック: 5回 この商品を含むブログ (7件) を見る 見てきたようにつぶさに江戸風俗と戯作者たちの生活を描く短編集…

僕僕先生

うらうらとした春に読むのにふさわしいニートと仙人の恋愛譚…というかコイバナと書いたほうがぴったり来る感じか? ひさしぶりに甘い杏露酒が飲みたくなった。

潜在意識が答えを知っている!

このジャンルにおける古典の改訂新版らしい。 脳内の創作担当ともっと仲良くするために読んでみた。 決断を下し、あとは実行するだけという段階になったら、結果に対する責任や心配は完全に捨て去ろう。ひとことで言えば、思考と実践の装置の制約を解いて自…

鋼の錬金術師22、ヨルムンガンド6

あいかわらず漫画ばかり。次こそ『オッド・トーマスの霊感』と『はじまりの島』の予定。 最終章盛り上がり中。雑貨店主、かっこいいぞ。 バルメの出身がわかってびっくりした。あの国のひとたちの髪はたいていfairと称される淡い色だけれど、彼女は染めてる…

ジョーカー・ゲーム

相方から「気に入ると思うから」と渡された本。脳内リソース使用率の事情で連作短編を一作ずつちびちび読んだので時間はかかったが、たいへん気に入った。「スパイは殺さず、死なず」を貫く魔王・結城中佐と彼に率いられた日本陸軍諜報組織D機関の暗躍を描…

BLEACH 38

連載が長くなってくると、いちいち息子に最新刊かどうかを確認しないと買えなくなってくる。 読んでもまた中身忘れるので何回読んでも楽しいし、年取るのもいいな!<ヤケ

恐竜の飼いかた教えます、図説日本刀大全

プレゼントにもらった本。ドーキンス氏が大真面目な序文を書いていて、吹いた。 出来心で買ってきた。拵を見るのは好きなので、短刀拵のコレクションの本ならすでに持っているが、いわゆる打刀についてはあまりよく知らない。 読んだからってすぐに何かの役…

HELLSING 10

HELLSING 10 (ヤングキングコミックス) 作者: 平野耕太 出版社/メーカー: 少年画報社 発売日: 2009/03/27 メディア: コミック 購入: 13人 クリック: 134回 この商品を含むブログ (226件) を見る ヘルメスの鳥は羽ばたき、また還り来る。 ヒラコー先生、10年…

足跡が三つ。

相方はたくさん怪談を読む。『新耳袋』も『幽』も『超怖い』シリーズもどっさり積んである。仕事も仕事だし、これだけ怖い話を読んで何事も起こらないのだろうかと思って訊いてみたら、「そういう体験ならある」とひとこと。うわ、やっぱり。 彼が以前乗って…

ヘタリア2

国擬人化漫画の第二弾。誰にも思い出してもらえないカナダさんが不憫。美人さんなのにホラーなベラルーシは、いかにもな感じ。あの国はほんとにロシア大好きっこだからなあ(笑) 「四季楽しみすぎ」の件。春夏秋冬、何かしら祭ったり愛でたり祝ったりして「~…

PLUTO 7

画像は近日中に出るだろうか。話はひきつづき盛り上がっているところ。 テスト勉強中の子供の目の前で読むという拷問をやらかした。カッとなってやった。後悔は…するわけない。はやく読みたかったらもっと勉強したまえ。ふ。<買ってきたひと=読書順位最優…