キナバルの虫 Insects in Kinabalu, Borneo

キナバル国立公園の植物園とポーリン温泉で撮っている。 温泉のわきで水を舐めていたトックリバチの一種。Delta arcuataと呼ばれる種類に似ている。 ヨコバイの一種。 ムシヒキアブ。大きさは日本のものとあまり変わらなかった。 アブの一種だろうか。口器の…

ルリタテハの子。

以前、好きな蝶の食草を調べたことがある。ルリタテハが食べるのはホトトギスとあって、特徴的な花の形はすぐに思い浮かべられたものの、ユリ科に属しているとは知らなかった。カサブランカの葉を順調に食べつくして、あとすこしで蛹になるにちがいない。こ…

キナバルの変わった形のクモ。

自己責任でどうぞ。 にしても、こういう形のクモがごくふつうに巣を張っているのを見たときは目を疑った。ほんとにいるんだなあ、こういうの。

キナバルの虫は…ここにアップしていいもんだろうか。

今回は手加減無しなので(そう、いつもなら脚が無い/多すぎ系は載せないことにしている)画像倉庫に並べたほうがいいのかな。すこし悩み中。 これはホテルの壁に居たヤモリ。

夕方の公園とそのまわりで。

樹液に集まるカナブンたち。色合いが微妙に違う。夢中で甘い樹液を舐めているのだが、ときどき我にかえっては、隣同士で激しく戦っていた。場所によって出る量が違うんだろうな。 路上にいたバッタが石壁に張り付いたところを撮った。片脚がないのによく跳ね…

アシナガさんのスイートホーム

このまえ撮ったキボシアシナガの巣は順調に大きくなっていた。巣房の上に乗っている白っぽい個体が女王のようだ。このまえ睨んできたのは留守居の働き蜂だったのだろう。働き手も五匹に増えて、ユーモラスな顔の幼虫の世話をする姿も見られた。 ほかにも写真…

水から水へ。

学校の合宿に出かける息子を六時過ぎに駅に送っていった。 帰宅して、陽射しが強くなる前に、庭で水撒きをしていると、蜂のそれよりすこし高い羽音がした。 シオヤアブ。腹の先端に尻尾のように白い毛が生えているので雄である。獲物の身体に刺して体液を吸…

多忙な女王様。

ゴミを出したついでに例のヤブカラシのところへ。必ず蜂とアブが何種類か来ているのでチェックしている。 野武士のような渋い色のキボシアシナガバチ。 舐めているあいだにアップを撮った。三つの単眼がくっきりと映っている。 このあと、庭で水をまいたり枯…

草むしりのときに。

このまえ、オオスズメバチを撮ったヤブカラシに来ていたシロスジヒメバチらしき(触角や脚部の細かい模様でいろいろな種類に分かれるらしく同定は難しい)。触角のお手入れ中。しかし蜜を吸いに来たのではなく、獲物を探していた模様。このヤブカラシの茂み…

メダカの卵探し。

日がよく当たるところに置いた鉢の浮き草は、どんな種類であっても増えるスピードが速い。ときどき掃除をしないとあっというまに水面を埋め尽くして暑苦しく、見目もよくなくなってしまう。 しかし、数分でぱっぱと適当に草をすくって捨てておしまいにするこ…

こっそり左官屋。

友人のメダカたちは人によく馴れていて、餌をやろうとしてのぞくとすぐに水面に寄って来る。とても元気だ。水面の餌を食べつくすのを見届けてから、玄関まわりの植物に水をやっていたら、蜂の羽音がして、ほとんど放置されている鉢植えのカポックの茂みの中…

晴れると開く水の華。

昨夜は「虫のブログのyukioinoさん」と、いろいろな方にご紹介いただいた。しかし虫画像に特化したディープですばらしい諸ブログにくらべると、うちはたいへんにぬるい日常雑記処なので、はたして「虫のブログ」を名乗っていいものかとなんだか申し訳なくて…

予期せぬ客。

あっ、ハエがいる。 実はこれでもハンミョウ。 これはたぶんアカアリをむしゃむしゃやっているところ。 友人の水生組を睡蓮鉢にレイアウトしなおして、メダカさんを放した。なにげなく写真を撮ったら…。身体の下の方に注目。まあ、水温も高くなってちょうど…

漢字で書くと褄黒豹紋。

朝起きたらもう殻から出てきていた。やはり雌だった。 撮っているあいだも小刻みに翅を震わせていて、やがて元気にはばたくようになった。指ですくって、外に出してやった。雨が降っていても、自由に飛べる外のほうがいいだろう。

変身。

子供を送り出してからツマグロのさなぎのケースをのぞいたら、一頭が羽化していた。前翅の先に暗色の部分がない雄だった。悩み憂いなく花から花へと恋を漁る南国系プレイボーイの誕生だ。触角の長さも翅の艶も申し分のない男前。棘を生やした黒ちびの面影は…

ヤブカラシの社交場にて。

気のせいでなく、虫が少ない。天候不順のせいだろうか。ずいぶん昔のことになるが、小学校に行っていた頃は、街路を照らす水銀灯にはどれも甲虫や蛾がたかっていた。カブトムシも飛んできていたと思う。いまは何もいない。夜の虫だけでなく、昼に飛ぶ蝶の姿…

きらきら再び。

網戸にとまっていた蛾。こちらがあくせくと撮影準備している横でのんびりしていた。 ツマグロヒョウモンの蛹が三つ。 (もう一つは反対側についているのでフレームアウト) 去年はあんまり鮮明な写真が撮れなかったので、薄陽がさしているうちにベランダに出…

梅雨のあいま。

今日は終日出かけていたので、数日前に撮った写真を以下に。 睡蓮鉢に植えたカヤツリグサの仲間、シラサギスゲ。 花火のような蕾。 カメムシの幼虫だろうか。数ミリくらいしかない。 上と同じ種なのだろうが、こちらは立ち上がって腹部を左右にゆすっていた…

悪漢の夕餉。

夕方。ちびたち用にせっかく残しておいたビオラを「片づけてきた」と家族がいうので飛び上がった。たしかに観賞用の鉢としてはみすぼらしくはなっていたから、片づけたくなるのもわかるが…。急いで外に出て、引き抜かれて積み重ねられた残骸の間に小さい黒ち…

飛んできた蛾。

鏡に映ったところ。 灯の下でひとやすみしているところ。このあと、猫に見つかる前につかまえて外に出した。

城の公園にて。

ウシガエル。ぐお、ぐお、とくぐもった鳴き声を頼りに探してみると、池の真ん中に浮いていた。 親が居れば子供もいる。育ちの遅い、悪夢の巨大オタマジャクシ。体長15センチ近い。たくさんいた(笑) 以下三枚は、画像を切り取らずに縮小してみた。 城壁前のア…

庭仕事のときに。

ビオラの鉢を調べていたら、いた。 しかたがないな。食べてよろしい。美しい大人になりたまえ。

ぶんぶん隊。

晴天が少なかった五月をなつかしんで載せておく。納得がいく画像はなかなか撮れないけれど、小さな庭でもいろいろ来ているということで。 トラマルハナバチかな。大きくてよく目立つが危なくないので安心して撮れる。 たぶんハナバチの仲間。よいしょっと隣…

双翅目。

ふつうに見た場合。クリスマスローズの鉢に雑草のように咲いたブライダルベールの花に何かとまっている。 しゃがんで、ぎりぎりまで寄って、アップ。 ヒラタアブ。双翅目の後翅は平均棍(こん)と呼ばれる器官に変化している。胸部と腹部のあいだに、黄色っぽ…

記念撮影ということで。

今夜から親戚が来る準備と、曇っているのとで、遠征には行かなかった。それでもなんとなく小さなイキモノを見られるのがこのシーズンの良さだ。 自宅ガレージ周りで動かなくなっていたベニカミキリ。去年は同じところにゴマダラカミキリの骸が転がっていた。…

貴重な晴れ間。

朝から天気がいい。五月にこんなに不順な天候が続くとは思っていなかった。 家から出ると、子育て中のスズメが喧しい。うちの軒からも、子スズメがしきりに鳴く声がする。 巣を張っている小さなクモ。仰向けにカメラを構えなくてはならなくて、ピントをあわ…

滋賀→富山→石川

今回の足。長距離クルージングはこれがデビューとの由。 滋賀県の北陸道賤ヶ岳SAで昼寝していた猫。 猫のすぐわきの植え込みの葉陰にいた。ラミーカミキリだと思う。初めて見た。 ここから数時間走って、富山県にあるお墓へ。 お墓の周りは緑が豊か。ヒメク…

ぶんぶん。

いいかげん尻アップはやめたいのだが、正面から近づくと逃げられることが多いのでこういうショットが増える。 もふもふのミツバチ。近所のお宅の庭を縁取るウサ耳ラベンダーことラベンダー・ストエカスの花に集まるミツバチを撮ってみたいと、ずっと思ってい…

夜の部。

かんかん照りでからからに乾いてしまった花の鉢に水をやるために外に出て、ついでに見つけた。 白っぽいところにちゃんと白っぽい蛾が貼り付いている。それらを狙って徘徊していた影がこちら。 まだ若いヒキガエル。フラッシュのせいで色が薄く写っている。

やっと晴れた。

連休最後になってやっと太陽が顔を出した。日焼け止めを塗り、子供を連れて出陣。 庭に来ていたハナアブ。飛ぶのも速くて羽音が大きいと思っていたが、かなりパワーがありそうな身体つきをしていた。 追記:たぶんベッコウハナアブ。幼虫はスズメバチの巣の中…