2006-01-01から1年間の記事一覧

立ち読みできない本屋なんて。

最近の炎上ネタに脊髄反射。 湯川れい子氏によると「立ち読みは犯罪」らしい。 適当なキーワードでググると、氏による原文とさまざまなご意見が読める。 例えば、http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20061003/1159906680 いいたいことはわかる。 でも、立ち読…

BLEACH(24)

BLEACH 24 (ジャンプコミックス) 作者: 久保帯人 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2006/10/04 メディア: ペーパーバック 購入: 2人 クリック: 10回 この商品を含むブログ (91件) を見る あれ、なんであまぞぬは表紙の画像が出てないのかな。とっくに売りに…

邪魅の雫、など。

仲間はずれをさがしましょう。 …どれもジャンルとしては同じ気がする。すなわち、本当に怖いのは怪物ではなく人間、とか(笑) 冗談はともかく、ひとの亭主を寝取る若い女性と、浮気を楽しむふつうの人妻が出てくる真ん中の本は、どこのホラーだよと思うくらい…

年寄りのしるし。

運動会で一日が蒸発。降りつづけた雨の晴れ間の陽射しはきつかった。ハードル競争のときにディープパープル『ハイウェイ・スター』が大音量でかかった。ちょっとウケた。 子供の友達K君のパパは四十代前半。彼は、先日職場の人たちとカラオケに行ったとき、…

まとめてみた。

十月並みの気候だというので、ウールのカーディガンを着てみた。しかし暑いのは厭だったので下にタンクトップを着たら寒かった。鼻が。やばい。 今年は、夏からころっと気持ちが穏やかになった。ものの見方も変わった。いろいろな変化があまりに急に起きたの…

ひよこぴよぴよ。

IT系翻訳はやったことがなかったので、ただいまお勉強中。トライアルを見て「すいませんごめんなさいあまくみていたわたしがわるぅございました~(脱兎)」と逃げを打ったのは伊達じゃない。ネット検索がなかったら、マジでぜんぜんわかりませんよ先生。…

実写版『蟲師』。

http://blogs.yahoo.co.jp/ginkoinvenice2006 映画版『蟲師』がヴェネチア映画祭で公式上映されたというニュースを観た。角が生えてくる少年の話のカットが映っていたが、うーん…オダギリ氏がギンコなわけだが。どうなんだろう。tさん、封切られたら観にいき…

ウィンズロウの未訳本。

電車に乗る時間がすこし長くなったといっても、わずか十五分なので英語だとあんまりさくさく進まない。でもシアワセ。ちびちび読んでいる。メキシコの麻薬王とDEA(Drug Enforcement Administration http://www.dea.gov/)の捜査官@メキシコ×USハーフ…

猫の次は犬。

猫を投げた話が下火になったと思ったら、今度は犬を投げた話を聞いた。 札幌で、買い物のあいだに飼い主が店の前に繋いでいたフレンチ・ブルが連れ去られて、大捜索の末見つかったのはいいものの、結局は「証拠隠滅」のために拉致犯に六階の窓から放り投げら…

力士と刺青。

明日は子供の塾のテストなので、復習につきあっているうちに一日が終わった。さわやかな秋の日だったのに。しかし昨日はずっと画面に釘付けになっていたので、少々疲れたのも事実。はやく慣れないと。 no title 冥王星降格の件、アメリカではまだ受け入れら…

初出勤。

夏休みが予想外に長かったので、仕事に出るのがうれしい。このまえのところよりは電車で十五分ほど遠くなったけれど、市内であることにかわりはない。 今年一月に辞めたときは、まさにここの街のこの場所で翻訳関係の仕事をしたいと思っていたのだが、ほんと…

世界は密室でできている、戦う司書と黒蟻の迷宮、十八の夏

ゆうべはジャズピアノを聴いてきた。音楽を語る言葉を持たないので、レビューはかけない。でもすばらしかった。 子供が友達の家に泊まりに出かけた。すっきり。 朝九時過ぎに小田急江■電に乗る彼を見送って、帰りがけに本屋に入ったのが運の尽き。雑誌「料理…

さよならプルートー。

とうとう冥王星が惑星ではなくなってしまった。 まえから月よりも小さいあの岩のカタマリを惑星扱いするのはいかがなものか、という議論があると聞いていた。べつに天空から追放されるわけではないから、大したかわりはないんだけど。占星術では太陽や月も惑…

黒胡麻プリンです。

昼間から近所に呼ばれて、ビール→ワイン→紹興酒コースをたどったので、ちょっとアレだが、キーボードを打つことならできる。中身は保障できないが。<だめじゃん 先日つくった黒胡麻プリンのレシピを載せておく。ゼラチンは、なんとなく扱いにくいイメージが…

しゃばけ

『ブレイブ・ストーリー』中巻といっしょに買ってきたのだが、とっつきやすそうだったので、先に手を出した。 人気のある妖怪人情時代物シリーズの第一作。日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。このまえの佐藤女史も、ファンタジーノベル大賞@『バルタ…

ブレイブ・ストーリー(上巻)

高校野球決勝戦はとんでもない延長戦だった。投球の、打球の、数ミリの差が天国と地獄を分ける熱闘。その舞台に決然と立つ少年たちのあの精神力の強さはどこからくるのだろう。 かれらの長い夏が終わるのは明日。見届けたいと思う。 息子に買ってやった本を…

深海の悪魔。

ちょっと遠かったけれど、息子@深海魚マニアに拝み倒されてこんなところまで行ってきた。 移動時間が長いと、本がゆっくり読める。 お借りしたのはこのバージョンではない。或る理由(怒)で絶版になってしまった新潮文庫版である。たいへんおもしろうござい…

なんで同じ日に。

面接が終わった後で、ついほっとして、わるもの@アランジ・アロンゾのペンケースを買ってしまった。ビミョー。…まあいいや。使おう。 そういえば『最後の晩餐の作り方』も読了。書き忘れていた。読み終えて、医者の旦那さんをもつ友人から聞いた変死の話を…

魔人といえば加藤。

ぎりぎりで飛行機爆破テロが阻止された。日本の空港も最高に混む時期だ。心配。 同時多発テロのときにジャックされ、墜落した便をモデルにつくられた映画『ユナイテッド93』では、当時管制センターなどでがんばった人々が自分自身の役(管制センター職員)を演…

敗者復活とか。

海賊映画を観てきた。三部作の二番目にしては面白かったと思う。長い話の一章、二章のように緊密に繋がっているので、前を見逃したら次はぜんぜんわかるまい。クラーケンが本当にクラーケンだったので(意味不明)感銘を受けた。海魔の船長一家がほとんど漫画…

カフェとピポサル。

映画館にいったら予想していた通りの混みっぷりで、観ようと思った海賊映画チケットは売り切れだった。しかたなく明日のチケットを買い、昼飯を食べて撤収。 怖い話関係のネタの続きを書こうとしていたのだが、見事に消えた。書きなおす元気はない。あのエン…

生まれ変わりって、どうなのよ?

すこし動くと汗が吹き出る。やっと夏。この季節にふさわしいこわい話をさがしてみた。 「不思議な話」リンク集 むかし、夏休みにはテレビの「あなたの知らない世界」を怖がりつつも観たものだ。うちの親は心霊系にほとんど興味がない(そのわりには典型的な幽…

復讐の寓話。

また監禁発覚。常習犯っぽい。 ご主人様病のひとたちは、女性は「消費」してもよいモノだと思っているようだ。 人のおなかにアイロン当てられるひとが隣人だったらすごく困る。足もとに腹出して転がって寝ている猫を見ながら考えたが、動物にだってそんなこ…

読了したものなど。

面接Aの前後で『そして、粛清の扉を』、面接Bのあとで『重力ピエロ』を読了。前者は立ち読み、後者は買って帰った。読書スピードから緊張を自覚。 教師による生徒皆殺しという題材の過激さで話題になった『そして、粛清の…』は、最近の未成年犯罪に対してス…

ねむ。

前の職場からは無事に逃走。直属の上司の顔を見ずに済むようになるだけで嬉しい。働いているとときおり、ひとの話をぜんぜん聞かないタイプを見かけるけれど、それが上司ってのは最低だった。むこうはこっちをそう思ってるんだろうけれど(笑) 場当たり的やっ…

いま、違うところで。

息子に与えた本について書いてたら消えた。くやしい…。 ほんとうは、これも読ませたいのだが、あんまりいっぺんに与えると逆効果なので。 こうしてPCの前に座っているあいだにも、どこか遠くで獣たちが森の中や氷上、砂漠をしのび歩き、回遊魚たちは休みな…

面接帰り。

昼休みに携帯が鳴った。ウィンドウに未知の番号が表示されていたが、出てみたら求人応募先其の壱だった…ひぃぃ。何をそんなに急いでるのかと思ったら、来週から人事部長がいなくなるから今夜あたり面接に来ないかね、とか。ううむ。今日はものすごくラフな服…

江戸時代のヒクイドリ。

口内炎が治ったと思ったら、今度はものもらい@左目ときたもんだ。 無駄と思われる残業はしないようにしているので、さほど遅くまで職場に居ないのだが、疲れはべつのところから発生しているらしい。つーか生活全般から発生するストレスからはそんな程度では…

十二単の酒と南国系カクテル。

残業して帰ったら、酒宴がはじまっていた。いつものことだ。 えっらい派手なボトルの吟醸酒を勧められて、なんだろうと思ったら月桂冠。「超特選吟醸酒」なんてのがあるんだ。月を背にした豪奢な十二単の美女(百人一首とおなじく後姿)を印刷したビニル装丁…

ソロモンの鍵。

雨ばかり降る。 先日N賞を受賞したM女史のパパは、大学の先生だそうな。 友人は、彼の教え子だった。ふだんはいかにも教授らしい謹厳実直な先生なのに「娘の新刊が出ると、照れながらも持ってくるからかわいらしいんですよ」と云って、彼女はちょうど本屋…